RENet(リネット)・・・

RENet(リネット)・・・一級建築士と地元専門工事会社がお客様とダイレクトに結びつくリフォームネットワークシステムを目指し、仙台に誕生しました。設計は勿論、ローンの事まで、リフォーム工事の事は何でもお気軽にご相談下さい。地元の専門工事会社との直接契約で、お客様のあらゆるご要望にお応えいたします。私達は専門工事会社の確かな商品と技術で、より快適で安心できる住環境をご提案致します。



2010年5月25日火曜日

思い立ったらすぐ移動。間仕切壁になる収納ユニット。

収納ユニットに間仕切壁の機能をプラスしたセフィット
「可動間仕切り収納」(アクシス株式会社)


一見、どこにでもありそうな間仕切り収納。
しかしこの商品、本体に格納されているハンドルをクルクルッと回すと内蔵キャスターが現れ、軽く押すだけでどこへでも移動する優れものなのです!
日々の暮らしの変化に合わせた“お手軽模様替え”もライフステージの移り変わり合わせた“間取り大改造”も思いのまま。
例えば・・・
お子様が小さい時期は、のびのびと遊べる広々空間のプレイルームに。
成長し合わせて、部屋の中央でゆるやかに間仕切ったり、二部屋を完全に間仕切ったりとライフステージを多彩に演出できます。




固定時は床から天井までいっぱいに突っ張って、本体の転倒を防ぎます。また、天井スペーサーとサイドスペーサーが本体と天井・壁面との隙間をふさいで、音漏れや明かり漏れを防ぎます。



寸法は自由なオーダーメイド。幅と高さを1ミリ単位で製作できます。
オプションパーツも豊富。
棚やハンガーパイプ、引き出し、小物ハンガーバーなどのパーツが用意されています。


パーツ取付穴にはインサートナットが埋め込まれているので、ドライバー1本で何度でも位置変更・組み合わせ変更が可能です。

商品価格は、取付現場状況、パーツの有無等により変わってまいりますので、お気軽にお問い合わせください。

→ ㈱プライムカラー 022-376-3291 営業担当:村上(むらかみ)

2010年5月20日木曜日

ペアガラス(複層ガラス)について

今回のエコポイント制度の中では、「“ガラスを複層化する”とポイントがもらえる」のですが、ガラスを複層化するとは単板ガラスをペアガラスに交換するという事です。
(ちなみに我が宮城県ではガラスを複層化しただけではポイントがもらえません・・・残念です)
では、ペアガラスに交換するメリットは何があるのでしょうか?

ペアガラスサッシって何?

ペアガラス(複層ガラス)は、2枚の単板ガラスの間に「乾燥した空気」を入れたものです。
なぜ乾燥した空気を入れるかと言いますと、水分を含んだ空気ですとガラス間で内部結露を起こしてしまい、ガラスが曇ってしまうからです。曇ってしまっては外が見えなくなりますからね。


ペアガラスの断熱性能を上げる為に、商品によってはその中間層にアルゴンガスを入れたり、中間層を真空にしたりするものもあります。
アルゴンガスは乾燥空気に比べ1.5倍ほども熱を伝えにくく、かつ安全な気体といわれています。

真空は熱を伝えないので、断熱効果は通常のペアガラスの2倍ほどと、更に高性能です。

ペアガラスのメリットは、断熱性が高いこと。

窓周りは壁のように断熱材を入れることもできないので、外の気温をダイレクトに内側に伝えてしまいます。例えば、冬に部屋の中を温めるても窓ガラスの内側が冷たいのは、冷たい外気をそのままガラスを通して内側に伝えているからです。
たった3~5mm(ガラスの厚み)を隔てて、我々は寒い寒い外と面しているいう状況ですね。

ここに、ガラスが2枚と空気層をもったペアガラスをおきますと、ご想像の通り、冷たい空気は室内側に伝わりにくくなります。
それが断熱性能のアップにつながります。

今回の住宅エコポイントは、建物の断熱性能向上が重点となっていますので、ペアガラス交換工事がポイント対象となっているのです。

結露が起こりにくい

外側からの冷たい空気と、内側からの温かい空気が衝突するガラスの表面は結露が起きやすくなります。冷たいジュースの入ったコップを部屋に置いておくとコップの周りが結露するのと一緒ですね。
ペアガラスは中間層があるために冷気が内側に伝わりにくく、室内側で結露が起こりにくい構造になっています。

遮音性能は?

「ペアガラスにすると防音になる?」
たまにお客様から問い合わせをいただきます。
実際にはある周波数の音に対しては遮音効果を発揮しますが、多くのペアガラスサッシは1枚ガラスの窓ガラスと同じ遮音性しかありません。
ガラスは2枚あると共鳴現象をおこしてしまい、1枚のときより音を伝えてしまうことがあるからです。
遮音性が高いのは、前回ご紹介しました、内側に断熱サッシを設置する「二重サッシ」
http://sendai-renet.blogspot.com/2010/05/blog-post.html
という施工方法です。

リフォームには?

現在サッシに単板ガラスをお使いの場合、アタッチメント付のペアガラスですと交換は可能ですが、例えば3mmのガラスを3mm(ガラス)+6mm(空気層)+3mm(ガラス)=12mm厚のペアガラスに交換しますと、全体的な厚みが変わってくるので、窓と網戸がぶつかってしまう可能性があります。

サッシをまるごとペアガラス用サッシに交換してしまうとその不安はなくなりますが、今度は外壁や内壁を壊さなければなりません。

取付状況によって変わってきますので、お問い合わせいただいて現場を確認する必要があります。

お問い合わせは、

→ 石井建硝㈱ 022-288-6944 営業窓口:石井社長
→ ㈲斎藤建築工房 022-221-5386 営業窓口:斎藤社長

2010年5月12日水曜日

エコポイントで話題の『断熱内窓』って何?

政府の景気対策事業、住宅版エコポイントについては以前にもお知らせいたしました。
今、お客様からの問い合わせが多いのが、エコポイントに関わる商品『断熱内窓』。
この商品とはどんなものか?
どんな性能があるのか?
今回は、トステムの断熱内窓『インプラス』を参考にしながらお伝えしていきます。


冬、暖房していてもなかなか暖かくならない。
窓には結露が出来て水浸し。
夜は外の騒音で、眠れないこともしばしば。
さて、住まいにありがちなこの問題を解決するのが断熱内窓です。

!!!家の中でもっとも熱の出入りが大きいのが「窓」!!!

以下は、熱の流出割合(冬の暖房時)の数値ですが、開口部から多くの熱が逃げている
のが分ります。



窓辺で冷やされた空気は、冷たい風となって室内の下層に流れ込みます(コールドドラフト現象)。
これにより、実際の室温よりも体感温度が低くなってしまうのです。(いわゆる底冷え)



 
家の断熱性を高めるためには、窓の断熱性を高めることが重要ポイントとなります。

窓の断熱性を高めるためにはどうしたらよいでしょう?
ここに今回ご紹介の断熱内窓が効果もたらします。

断熱効果
断熱内窓は、アルミに比べて熱伝導率が1/1000である樹脂で作られています。
アルミサッシは、外の気温が低いとその冷気を内側に伝えてしまうため、サッシ周りが冷たくなってしまいます。ところが、樹脂はアルミに比べ熱を伝えにくいので、冷気を家の内部に伝えません。
つまり断熱効果が期待できるのです。

断熱内窓は既存のサッシの内側(主に窓枠内)に取り付けるだけ。
既存のアルミサッシと断熱サッシの間に出来る空気層が、壁の役割となり、さらなる断熱効果をもたらします。

結露軽減
既存の窓と、内窓として取り付けたインプラス、さらにその間に生まれる新しい空気層が室外と室内をしっかり隔てる構造に。大きな断熱効果で外気温の影響を受けにくくし、結露の発生を抑えます。


住まいのカビ・ダニは、皮膚疾患や喘息など家族の健康に重大な被害をもたらす恐れがあります。原因は、結露などの室内の湿気。インプラスを取り付けることで結露を抑えることができれば、カビ・ダニの予防にもつながります。


防音効果
外窓とインプラス、その間の空気層が障壁となり、高い防音効果を発揮します。
また、空気が出入りする隙間を少なくすることは、音の出入りを減らすことにつながりますので、窓を二重にして気密性を高めることは、防音効果をさらに高めます。

室外の車の騒音や、赤ちゃんの大きな泣き声も約40dB(注1)ダウンさせ、静かな教室並みに。不快感のない静かな住環境をキープします。
(注1・・・JISで定められた方法により実験室で測定した測定値です。実際の現場では測定値に差異が生じます。)


スピード施工
一窓あたり1時間の簡単施工。
(*現場状況により前後しますので、目安としてお考えください。)
壁などを壊す大掛かりな工事は不要です。


「断熱内窓の優れた断熱性が、灯油、電気などのエネルギー消費を押さえる」
と言う理由で、住宅版エコポイント対象商品となっています。


お問い合わせは、今回RENetの勉強会で講師を務めていただいた、

→ ㈲斎藤建築工房 022-221-5386 営業窓口:斎藤社長